ホアプサ(虎圧寺)石仏坐像
ソウル市文化財資料第8号で、ホアプサ(虎圧寺)薬師殿内にある。
この石造仏像の肉髻は低く、螺髪はきめ細かく、顔は広い四角形で少しふっくらしている。体躯の表現と左腕の服のしわ、胸の帯の結び目などは朝鮮時代前期の仏像の特徴をよく表している。上体は端正で、両手は前で合わせて薬壺(宝珠)が載せられおり、これを通して薬師如来であることが分かる。
薬師如来(Bhaisajyaguru)は、衆生の病治療、寿命延長、災禍消滅、衣食満足を叶えて、衆生を正しい道へ導き、悟りを開いてくれるお釈迦様(如来)のことだ。
所在地
ソウル市クムチョン(衿川)
区ホアムロ278(シフンドン(始興洞))
アクセス
地下鉄1号線クムチョングチョン駅下車、マウルバス・クムチョン(衿川)01青に乗り換えてホアプサ(虎圧寺)入口下車